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2014年01月29日

印刷物できれいな写真を載せるための、写真の用意の仕方・集め方

広報誌や記念誌の担当になったら、「写真を集める」という仕事が発生することは多いでしょう。
商品の写真とか、建物の外観写真とか、顔写真とか。
そうした写真は、自分で撮影したり、人にお願いしたりして用意することになりますね。

印刷物用に写真を撮影するなら


印刷物に載せるための写真を自分で撮る場合は、印刷物に使う写真データはネット用よりも精細なものが必要です で書いたとおり、デジカメで撮ってjpgファイルを用意するのが基本です。
その時、必要以上にデータが大きすぎる写真は、保存メディアの容量も食うし、データの送受信や誌面制作時に無駄に重くなります。印刷物の版下制作でいうと、大きい写真を一気に縮めると実は汚くなってしまうので、少しずつ小さくするなどの手間がかかります。

大きすぎる写真は、小さすぎる写真よりははるかにマシですが、もしサイズの設定が面倒でなければ、適切なサイズで撮影するのが良いです。
解像度など言い出すと難しげになるので、おおざっぱな目安で、A4誌面の1/4程度までの大きさで載せる写真なら、データサイズが600〜800KBになるくらいがいいと思います。A4全面に使うような写真なら、数MBくらいでしょうか。

他に撮影時の注意点としては、逆光に注意とかはもちろんあるんですが、印刷物に特有な注意をいくつか。
  • 顔写真などを丸く抜く可能性がある時は、上下左右に余裕を持たせて撮る。顔写真などで余白がなさすぎて、丸く抜くと顔でいっぱいになるやん!ってことがあります。(上下左右を塗り足して抜く加工はできますが、こうした手間を増やすとコストが上がります)

  • 人や物を切り抜いて載せることがわかっている場合は、人や物が全部写るように。なんとなく撮ると、意外と端っこが切れていたりします。背景は、切り抜く対象とはっきり異なる色で、できるだけ1色の背景にします。

  • 縦長写真か、横長写真か、人の顔が右向きか左向きかなどは、誌面イメージができていればそれに合わせますが、写真や原稿をまとめてから誌面をデザインすることもよくあるので、その場合は縦横や向きのバリエーションを持たせて撮っておく。


印刷物に載せる写真を、人からもらう・借りる


他の人に写真の提供をお願いする時は、依頼する時に次のようなことを伝えるといいでしょう。
  • データで頂ける場合は、デジタルカメラで撮影したjpgファイルで。

  • プリント写真は、掲載サイズ以上の大きさのもの。(例えば、顔写真の顔を3センチ*4センチくらいで載せるなら、「お顔の大きさが幅3センチ以上で写っているのを目安に」など)

  • 写真に文章を添える必要があり、写真提供者から教えてもらう必要がある場合は、同時に頼んでおく。(何年何月の写真かとか、場面を説明する短文とか)

  • 上記の文章に限らず文章と写真をもらう場合は、写真をワードに貼り付けて入稿されることが時々あるので、「写真データは、文章とは別にjpgファイルでご提供ください」と添える。

  • プリント写真の場合は、返却するかしないかを予め伝える。返却する場合に、返信封筒や宛名などを所望するかも事前に決めて伝えておく。


あと、「ウェブサイトの写真を使ってほしい」といわれることがあります。それしかなければ仕方ないのですが、印刷物に使う写真データはネット用よりも精細なものが必要です で述べたように、やはり印刷物には不十分なデータでしかありません。
それから、いったん印刷物になっている本やパンフレットなどの写真を使ってほしい、ということがあります。これも、できないことはないですが、再度印刷物にするためのデータ化に、特別な機械や技術を要することがあり、意外と費用がかかることもある、と考えていただいたほうがいいです。
やはり、オリジナルの写真があるに越したことはない、ということです。


posted by labohan at 22:04 | 写真、イラスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月11日

ホームページビルダーの写真、イラストがなかなか便利です

ウェブサイトの作成や更新には通常ドリームウィーバーというソフトを使っていますが、お客様のご都合上、ホームページビルダーも持っています。

買ってみて判りましたが、ホームページビルダーの結構大きなメリットとして、写真やイラストの素材が豊富に付いている、ということがあります。使いやすい感じのものがたくさんあり、ちょっとした素材集としてなかなか便利です。
このブログのヘッダー画像も、ホームページビルダーの付属の写真素材を加工して使っています。

しかも、ホームページを作るときだけでなく印刷物にも使っていいとされているので、イラストなんかは内製する会報やニュースレターやちょっとした配布物なら使えそうです。(制作を請け負って対価をもらうようなものには、使ってはいけないです。あと「"挿絵"又は"装飾の目的"に限り」使用できますので、内製であってもロゴとかシンボルマークにはできません。)

内製でいろいろ作られる方には、旧バージョンのものなどを素材集メインで買うという選択も、アリかなと思います。


posted by labohan at 19:08 | 写真、イラスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月08日

印刷物に使う写真データはネット用よりも精細なものが必要です

あけましておめでとうございます。
今年も公私ともども、写真やイラストを配置してカラープリンタでプリントした年賀状をたくさんいただきました。
そこで、日ごろ頻繁にお世話になっている、写真データのお話です。


筆ぐるめやワードでの内製や、ネット用の写真


年賀状を筆ぐるめなどで作ってカラープリンタで出す場合は、あまり写真データについてこだわる必要はないですね。
ワードで作ってプリンタで出力するペーパーや、ウェブサイトやブログに載せる写真も、同様です。
もとになる写真のデータの質についてそれほど気にしなくても、一般的な用途であれば、まあまあの結果が得られるでしょう。


印刷物に使う写真は、あまり「なんでもいい」わけではありません


一方、印刷会社で印刷してもらう印刷物用の写真データは、一般的なカラープリンタやネット上で見てもらう写真データと比べると、「きれいに見える」ためには最も精細なものが必要になります。

理由は、たぶん人間の画像認識に関わるいろいろな生理学的他の理論があるはずで、そこは私は詳しくありません。
が、実際、例えばパソコンのモニター画面でカードサイズくらいに見えてそこそこキレイ、と思えても、同じデータを印刷物でカードサイズくらいの大きさにして印刷して目で見ると、ぼやけて明暗や色合いの変化が大雑把な、粗い感じの写真に見えてしまいます。

ですので、印刷物の制作に当たって、例えばネット用みたいな写真しか入稿していただけないような場合は、できるだけ印刷物に適切な程度にデータがみっちり詰まったものに加工します。

それから、ワードやエクセルに写真を貼り付けたファイルが入稿されることもあります。
この場合は、ワードを(雑な言い方ですが)いったん分解して写真データを取り出します。
といっても、まあ十分な写真データが取り出せることもあれば、悲しいくらい小さな写真データしか取り出せないこともあります。
そうすると、悲しいくらい小さな写真データを、涙ながらに(大袈裟です)できるだけ印刷物に耐えるようにデータがみっちり詰まったものにします。それでも、載せる大きさをあまり大きくはできないので、本当は半ページくらいの大きさで載せたくても、小さく載せるしかない、ということもあります。

それでも、元の写真データが不十分なものである場合は、これらの努力をしてもそれほどきれいな写真にはなりません。

まあ、広報誌や会報誌などの実際の読者は、制作している我々ほどには画像の粗さを気にしないかもしれません。
制作者のこだわりすぎで手間が増えコスト増につながらないよう、我々は自戒するべきですが、可能なら入稿する写真データについて少し注意していただくことで、発注サイドも制作サイドも手間が少なくきれいな写真を載せることができます。


印刷物用の写真の入稿は、デジカメのオリジナルデータがベストです


基本は、「小さいものを大きくすると粗くなる」のであり、「色合いや陰影が大雑把なものをきれいにはできない」ということです。
そこで、入稿データとして一番望ましいのは、

デジカメで撮ったオリジナルのデータを、jpg(ジェイペグと読みます)形式のファイルでいただく

ということになります。

デジカメであれば、コンパクトカメラでも通常の設定で十分なデータサイズがあり、またまさに写真撮影のための機材ですから、色合いや陰影の変化を細やかに捉えるようにできています。

スマホカメラでも、機種や設定によっては悪くないこともあるので、デジカメがないけど載せたい写真のシャッターチャンス!といった場合は、手元のスマホで撮っておくに越したことはありません。が、基本的にネット用の写真に向くようにできていますので、印刷物に使うには、やはりデジカメが安心です。
posted by labohan at 10:23 | 写真、イラスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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