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2015年05月22日

ワードやエクセル上で扱われるEMZファイルを開くには

写真やイラストは、オリジナルのファイルを入稿していただくようお願いしていますが、それでもワードファイルに貼り付けたものが入稿されることは、よくあります。
そのままではレイアウトできないので、一旦ワードで開いて、htmlファイルで再保存し、生成された画像フォルダから必要な画像を拾い出すというやり方を、私はしています。

(ワード2007以降のdocxファイルは、写真データを軽量化していることがあるのでどうやっても高解像度の写真データが取り出せないという問題はあるのですが……それはまた別の機会に。)

今回、そうやってワードファイルから展開した画像ファイルが、EMZというファイルになっていました。


EMZファイルを直接開くソフトは無さそうです


EMZファイルは画像ファイルの一種で、ワードやエクセルなどマイクロソフトオフィス系のソフトで挿入できる画像形式です。
EMZファイルを直接画像ファイルとして開くソフトは、私は見つけることができませんでした。

それでEMZファイルについて調べていると、マイクロソフト系の「拡張メタファイル」であるという説明がありました。
そこで、拡張メタファイルをマイクロソフトのサポートページで調べると、拡張メタファイルは「EMFファイル」として説明されています。

このEMFファイルは、ベクター情報とビットマップ情報の両方を含めることができるファイル形式だそうです。ベクター情報とビットマップ情報は、知らない人には取っ付きにくいと思いますが、とりあえずいろいろな画像を扱える形式ですよ、くらいに捉えておいてください。

そして、EMFファイルについてさらに調べると、EMZファイルはEMFファイルを圧縮したファイルだということが分かりました。確かに、それっぽい名前ですよね。


それらの情報から、EMZファイルについて推測すると


ワードやエクセルで画像を「形式を選択して貼り付け」る際に、「拡張メタファイル」という選択肢があります。これを選ぶと、おそらくEMFファイル形式で、ワードやエクセルが画像データを内包することになっているんでしょう。
その際、ワードやエクセルのファイルをできるだけ軽量化するために、EMFファイルを圧縮してお持たせすることにしたのが、EMZファイルなんだと思われます。多分。


EMZファイルを圧縮前のEMFファイルにすれば、DTPで扱える


さて、話を戻して、そのようなEMZファイルがワードから出てきたわけですが、そのままではDTPで使えません。

上記のとおり、EMZファイルはEMFファイルを圧縮したもののようですので、EMZファイルを「解凍」(展開)してみようと考えました。

まず、ダイレクトに「emz」拡張子を「zip」に書きかえましたが、zipでは解凍できませんでした。
別の解凍ソフトでうまくいったという記事も見つけましたが、インストールが面倒だったので、次の試みとして、ワードファイルを直接解凍してみることにしました。
ワードファイルは、ワード2007以降のdocxファイルであれば、圧縮形式でファイルが構成されているらしいので。

元のワードファイルは、ワード2007より前の「doc」ファイルだったので、まず、「docx」ファイルに保存しなおしました。

次に、拡張子「docx」を、「zip」に書きかえます。

これを解凍すると、良かった、ちゃんと展開できました。

150522.JPG


この中の、wordフォルダを開きます。
さらにその中の、mediaフォルダを開きます。

すると、結構大きなサイズで、EMFファイルができています。

EMFファイルは、フォトショップでは扱えませんが、イラストレーターでは開くことができます。
なので、写真の場合は、イラストレーターで一旦開いて、aiファイルに保存して、それをフォトショップで開くというやり方で、まあまあの品質のデータで扱うことが可能になりました。

うーん、面倒だなあ。
やっぱり、最初からjpgデータをいただきたいものですねえ。


posted by labohan at 10:46 | 写真、イラスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月29日

印刷物できれいな写真を載せるための、写真の用意の仕方・集め方

広報誌や記念誌の担当になったら、「写真を集める」という仕事が発生することは多いでしょう。
商品の写真とか、建物の外観写真とか、顔写真とか。
そうした写真は、自分で撮影したり、人にお願いしたりして用意することになりますね。

印刷物用に写真を撮影するなら


印刷物に載せるための写真を自分で撮る場合は、印刷物に使う写真データはネット用よりも精細なものが必要です で書いたとおり、デジカメで撮ってjpgファイルを用意するのが基本です。
その時、必要以上にデータが大きすぎる写真は、保存メディアの容量も食うし、データの送受信や誌面制作時に無駄に重くなります。印刷物の版下制作でいうと、大きい写真を一気に縮めると実は汚くなってしまうので、少しずつ小さくするなどの手間がかかります。

大きすぎる写真は、小さすぎる写真よりははるかにマシですが、もしサイズの設定が面倒でなければ、適切なサイズで撮影するのが良いです。
解像度など言い出すと難しげになるので、おおざっぱな目安で、A4誌面の1/4程度までの大きさで載せる写真なら、データサイズが600〜800KBになるくらいがいいと思います。A4全面に使うような写真なら、数MBくらいでしょうか。

他に撮影時の注意点としては、逆光に注意とかはもちろんあるんですが、印刷物に特有な注意をいくつか。
  • 顔写真などを丸く抜く可能性がある時は、上下左右に余裕を持たせて撮る。顔写真などで余白がなさすぎて、丸く抜くと顔でいっぱいになるやん!ってことがあります。(上下左右を塗り足して抜く加工はできますが、こうした手間を増やすとコストが上がります)

  • 人や物を切り抜いて載せることがわかっている場合は、人や物が全部写るように。なんとなく撮ると、意外と端っこが切れていたりします。背景は、切り抜く対象とはっきり異なる色で、できるだけ1色の背景にします。

  • 縦長写真か、横長写真か、人の顔が右向きか左向きかなどは、誌面イメージができていればそれに合わせますが、写真や原稿をまとめてから誌面をデザインすることもよくあるので、その場合は縦横や向きのバリエーションを持たせて撮っておく。


印刷物に載せる写真を、人からもらう・借りる


他の人に写真の提供をお願いする時は、依頼する時に次のようなことを伝えるといいでしょう。
  • データで頂ける場合は、デジタルカメラで撮影したjpgファイルで。

  • プリント写真は、掲載サイズ以上の大きさのもの。(例えば、顔写真の顔を3センチ*4センチくらいで載せるなら、「お顔の大きさが幅3センチ以上で写っているのを目安に」など)

  • 写真に文章を添える必要があり、写真提供者から教えてもらう必要がある場合は、同時に頼んでおく。(何年何月の写真かとか、場面を説明する短文とか)

  • 上記の文章に限らず文章と写真をもらう場合は、写真をワードに貼り付けて入稿されることが時々あるので、「写真データは、文章とは別にjpgファイルでご提供ください」と添える。

  • プリント写真の場合は、返却するかしないかを予め伝える。返却する場合に、返信封筒や宛名などを所望するかも事前に決めて伝えておく。


あと、「ウェブサイトの写真を使ってほしい」といわれることがあります。それしかなければ仕方ないのですが、印刷物に使う写真データはネット用よりも精細なものが必要です で述べたように、やはり印刷物には不十分なデータでしかありません。
それから、いったん印刷物になっている本やパンフレットなどの写真を使ってほしい、ということがあります。これも、できないことはないですが、再度印刷物にするためのデータ化に、特別な機械や技術を要することがあり、意外と費用がかかることもある、と考えていただいたほうがいいです。
やはり、オリジナルの写真があるに越したことはない、ということです。


posted by labohan at 22:04 | 写真、イラスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月11日

ホームページビルダーの写真、イラストがなかなか便利です

ウェブサイトの作成や更新には通常ドリームウィーバーというソフトを使っていますが、お客様のご都合上、ホームページビルダーも持っています。

買ってみて判りましたが、ホームページビルダーの結構大きなメリットとして、写真やイラストの素材が豊富に付いている、ということがあります。使いやすい感じのものがたくさんあり、ちょっとした素材集としてなかなか便利です。
このブログのヘッダー画像も、ホームページビルダーの付属の写真素材を加工して使っています。

しかも、ホームページを作るときだけでなく印刷物にも使っていいとされているので、イラストなんかは内製する会報やニュースレターやちょっとした配布物なら使えそうです。(制作を請け負って対価をもらうようなものには、使ってはいけないです。あと「"挿絵"又は"装飾の目的"に限り」使用できますので、内製であってもロゴとかシンボルマークにはできません。)

内製でいろいろ作られる方には、旧バージョンのものなどを素材集メインで買うという選択も、アリかなと思います。


posted by labohan at 19:08 | 写真、イラスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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